こんばんは。
そろそろこちらの投稿を始めようと思いました。
自分のWEBサイトを製作し、ブログを執筆するぞ!となったとき、忘れていた記憶がふとよみがえりました。
学生の頃、学生広報スタッフというものを1年間やらせて頂きました。
主な仕事はオープンキャンパスの運営がメインでしたが、初めて大学公式ブログの立ち上げをして、記事の執筆していたことがありました。「365日毎日更新」という目標があり、10数人の学生と教職員で記事を書きました。
随分昔の話ですが、最終的には無事休まず更新して目標が達成できた時は、一つの成功体験として記憶に残っています。
そんなこともあったな。
余談はさておき、梅雨入りしてジメジメした日が続きますが、そんなときにも、快適に制作できるようにするために、私のスタジオには欠かせないものがあります。
それは、ハッカ油です。
防虫、防カビ効果があるようで、使用してから殆ど虫などは見なくなりました。
すっきりとした香りでリフレッシュにもなるので、一年中うっすらハッカの香りに包まれています。
更にハッカ油は、作品制作にも必要な道具の一つでもあります。
墨を使用するとき(特に淡墨)、絵皿に墨のキラという固まりや泡が浮いてくる場合があります。これが厄介で、見た目も悪く、そのまま使うと絵に墨の固まりがこびりついてしまうので、対処しなければなりません。
これを取り除くことを「アクを抜く」というそうです。
昔の技法書には、指に頭皮の脂を付けて、絵皿の墨液につけると脂が広がり、周囲に付着し除去していたそうです。この時使用する油は、他にも鼻の脂、耳垢、胡麻油などが記載されていましたが、私は使用したことはありません。
代わりにハッカ油を使用します。
絵具が弾いてしまう時も、ハッカ油が、界面活性剤の役割を果たすのか、馴染んでくれるそうです。
画家の技法書などを読んでいると、試行錯誤している様子が垣間見えて、それがなんだか微笑ましく思う23時でした。
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