先日、10年ぶりにドトールのホットドッグを食べました。
小さい頃、毎週土曜日になると電車で1時間ほどかけて、ピアノ教室に通っていました。
教室の帰りにたまに買ってもらうドトールのジャーマンドッグ。
これがご褒美の味でした。
そういえばこれが楽しみで通っていたなとレタスドッグを食べながら思いました。
当時とは異なり野菜を欲してしまうところが、歳を重ねたのだなということを実感してしまいました。
あの時と変わらず、懐かしいこの味。たまに無性に食べたくなってしまいます。
いくつか小さい頃の思い出の味はありますが、一口食べると記憶が蘇る。
香りで思い出が蘇る現象をブルースト効果と言い、香りで記憶を刺激し、思い出させるそうです。
確かに香りは様々な情景を想起させます。
いつもは忘れている記憶もふとした瞬間にタイムスリップしたかのように鮮明に頭に浮かぶなんて不思議な体験ができるなんて、ちょっとした記憶のアトラクションだな。
その時は、擬似体験していて、心ここに在らず。
良い思い出も苦い思い出も、どちらも貴重な体験。
今日、食べたものもいつか思い出すかもしれない。香りには不思議な力があるのかな。
久々にピアノが弾きたくなった0時過ぎ。
コメント